パクチーは育てるのが難しくなく、栽培用具も100円ショップやホームセンターですべて揃うため、園芸初心者でも取り組みやすいハーブのひとつです。
しかし、一生懸命育ててみたものの、苗に元気がない…という場合は何とかしてパクチーに元気を取り戻してあげたいですよね。
苗に元気がない原因はケースバイケースではありますが、チェックポイントに沿って原因を探っていくと元気がない原因にたどり着くかもしれません。
そこで、パクチーに元気がない場合のチェックポイントについてご紹介していきます。
チェックポイントその1:栽培環境を見直す
まず、パクチーを栽培している環境を見直してみましょう。
パクチーは日当たりを好む植物なので、日陰や日当たりの悪い場所で育てている場合、上手く成長しないことがあります。
鉢やプランターで育てている場合は場所替えを、地面に直接植えてある場合は移植してあげることをおすすめします。
次に、水やりの頻度です。
パクチーの水やりは、土が乾いたらたっぷりとあげましょう。
水やりは不足しても過剰しても成長に支障をきたします。
元気がない場合は特に注意して、こまめに土の状態をチェックした方が良いです。
また、土の水はけが悪くなってしまっている場合も改善するようにしてください。
土が古くなっていないか、鉢の底から水が抜けにくくなってないか注意しましょう。
もし水はけが悪くなっているのであれば、鉢底に鉢底石を敷き詰めて排水性を高めると良いです。
チェックポイントその2:栄養が不足していないか
生育環境に問題が見当たらない場合は、土の栄養が足りていないことが考えられます。
パクチーは春まき、秋まきで肥料のあげ方が異なります。
春まきの場合は、あらかじめ遅行性の肥料を土に混ぜておくと良いでしょう。
秋まきの場合は、春になったら即効性の肥料で追肥を行ってください。
元気がない場合も、肥料を与えていなければあげすぎに注意して液肥を足してあげてください。
まとめ
・パクチーに元気がない場合は生育環境を見直す。具体的には、日当たり・水やりの頻度・土の排水性について見直す。
・生育環境に問題がない場合は、土が栄養不足になっていないか見直す。
これらの他には病害虫の影響が考えられますが、葉や株の状態をしっかりと観察し、悪くなっている状況に応じて対策するようにしましょう。
元気がない場合は、どんな場合でもしっかりと原因さえ見定めることが大事です。
チェックポイントをきちんと押さえて育てるようにしてください。