パクチーには直根性があります。これは、根っこが横に伸びることなく、縦にまっすぐ伸びていくということです。
そのように聞くと、パクチーを栽培するときには畑など、直に栽培しないと発芽率が悪いのではないか、と考えてしまう人もいるかもしれません。
となると、アパートなどでは育てられない、と感じてしまいますよね。
しかし、パクチーはプランターでも充分栽培可能です。
プランターでも発芽させることができるのです。
ここではそのコツについてお話しします。
プランターについて
もしもパクチーをプランターで栽培したいというのであれば、できれば容量が12リットルから13リットルのものを選びましょう。
パクチーは全体に幅が30センチから40センチ、高さは40センチから50センチほどになります。
そのため、それなりに深さが必要になるのです。
また、もしも種から植える場合、パクチーの種は硬い殻に包まれているため、発芽率を上げたいと思うのであれば、一晩水に入ったコップに種をつけておきましょう。
これだけでも発芽率を大幅に上げることができます。
パクチーは1つの種に2粒の種が入っているため、種をまくときには指先で少しひねり、2つに分けてまくようにしましょう。
植え方
野菜専用培養土がハーブ専用の地を使用します。
土が古かったりすると病気になりやすくなりますから、出来る限り新しい土を使いましょう。
発芽には2週間ほどかかります。
ですから、土を乾かさないようにしっかりと水やりをする必要がありますが、だからといって水をやり過ぎれば良いというわけではありません。
そして日当たりの良い場所で育てましょう。
発芽し、株が混み合ってきたら、間引きをすることが大切です。
それぞれ1センチ位間隔をあけて間引きすることにより、株を大きく成長させることができるのです。
また、間引いた葉っぱも食べることができます。
収穫
もしも葉っぱが病気になってしまったら、肥料を与える必要があります。
2週間に1回位のペースで良いですから、液体肥料を与えましょう。
葉っぱが増え、大体20センチほどになったら収穫することができます。
出来る限り下の方から葉っぱを収穫しましょう。
上のほうはまだまだ新鮮ですから、下から収穫して行った方が良いです。
種を収穫させたい場合は花が咲くように、葉っぱなどを取りすぎないようにしなければいけません。
また、収穫せずに放っておいてしまうと葉っぱが硬くなってしまい、食感が悪くなります。
苦味も増してしまいますから気をつけましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
パクチーをプランターで栽培する場合、そのプランターのサイズには充分気をつけましょう。
あまり小さ過ぎると根がしっかり張らず、育たない可能性があります。