パクチーというハーブを聞いたことがあるでしょうか。
カメムシの匂いがするものとしても知られていますがその味は洗剤や石けんの要とも言われています。
とても食べ物とは思えない例えが使われているパクチーですが、好きな人は好きで好きでたまらないというものとしても有名ですよね。
そんなパクチーを自宅で栽培するならば、苗から購入してくる方法と種から栽培する方法があります。
種から育てるのであれば、どのように種まきをしたら良いのでしょうか。
ここでは種まきの時期から、栽培方法についてお話しします。
種まきの時期
パクチーを種から育てる場合、種まきの時期は春と秋の2回になります。
しかし、どちらかというと秋にまいたほうが良いでしょう。
春ならば3月から6月、秋ならば9月から11月にまくのが一般的ですが、春の種まきは欠点がいくつかあります。
パクチーは強い日差しが苦手です。
強い日差しを受けてしまうと病気になってしまう可能性が高まるのですが、春に巻いてしまうと夏の強い日差しに耐えなければいけなくなります。
また、害虫の被害に遭う可能性も高くなりますし、収穫時期が秋まきの収穫時期よりも短くなってしまうのです。
ですから、余裕があるならば秋に種まきをした方が良いでしょう。
苗から育てる場合
そのパクチーを種からではなく、苗から育てる場合は、まず苗の選び方から気をつけなければいけません。
大きすぎないものを選びましょう。
食用のものですから、大きなものを選んだ方がたくさん食べられる気がするかもしれません。
しかし、実はそんな事は無いので大きなものは茎が太くなってしまい、風味が落ちてしまうのです。
また、パクチーは直根性があり、その根っこは横に広がらずまっすぐ下に伸びていきます。
そのため、その根っこが傷ついてしまうと株自体が大きな打撃を受けてしまうのです。
ですから、植え替えの際には根っこに触らないようにしましょう。
収穫の時期
株が大体20センチくらいの高さになったら収穫の時期です。
収穫する際には下の方から葉っぱをとっていくようにしましょう。
というのは、上の方はまだまだ新しい芽ですから、上の方からとってしまうと古い葉っぱが残ってしまうのです。
しかし、もしも種を収穫したいと思うのであれば、新しい芽を残すようにしましょう。
パクチーは一年草ですから、1年経ったら枯れてしまいます。
また翌年育てたいと思う場合、土を新しいものにしましょう。
毎回土を取り替えることにより、病気や害虫の被害を防ぐことができるのです。
まとめ
いかがでしょうか。
パクチーは種まきの時期が年に2回ありますが、秋まきの方がオススメです。
もちろん春まきでも構いませんが、秋まきよりも難点が多いということを覚えておきましょう。