近年、エスニック料理の幅を超えて人気のあるパクチー。
独特の香りにより好き嫌いがはっきりと分かれてしまう野菜ではありますが、全国に沸き起こった大ブームによりパクチーを愛してやまないパクチストが急増中です!
パクチーなしの生活は考えられない、なんて思ってしまうほど病み付きになってしまう人もいるんですよ。
しかし、パクチーは以前よりは流通するようになったとはいえ、日常的に食べるには少しお高い印象がありますよね。
そのため、パクチーを毎日の生活に取り入れるには、自家栽培するのがおすすめです。
そこでパクチーの栽培方法の中でも最初のステップである種まきについてご紹介します。
種まきの準備について
パクチーの種まきをする前に、まず種と土を準備しましょう。
パクチーの種はホームセンターやネット通販のほかに100円ショップでも取扱いがあります。
パクチーはコリアンダーや香菜という表記で販売されていることもあるので注意してください。
また、土は野菜用ではなくハーブ用の土を買う方が生育が良くなりおすすめです。
パクチーの背丈は数十センチ以上になりますので、鉢やプランターで育てる方は容器を選ぶときに小さすぎるものを選ばないよう注意してください。
種まきの時期と方法について
それでは、栽培方法の初歩である種まきについてみていきましょう。
パクチーの種をまく時期は春もしくは秋になります。
秋まきの方が長く収穫を楽しめますが、雪の降る地方ですと春まきのみになります。
パクチーの種をそのまままいても発芽させることは可能ですが、パクチーの種は殻に覆われているので発芽率は低くなってしまいます。
そのため、まず種の殻をわって中に入っている種を取り出すようにしましょう。
パクチーの種は軽くつぶして殻を割り、2つの種を取り出します。
この種はさらに水にひと晩つけておくことでさらに発芽しやすくなりますよ。
土を準備したらパクチーの種を4~5粒まき、うすく土をかけてたっぷりと水をあげます。
水やりは種が流れないよう優しくしてあげてください。
その後、日当たりの良い場所に置き、土が乾いたら水をあげるようにしてあげると、パクチーが芽吹いてくるようになります。
まとめ
・パクチーの種や土はホームセンターなどで購入できる
・種まきは春か秋に行うが、秋まきの方が長く収穫を楽しめる
・種は殻を割って中身を取り出し、水にひと晩程度つけることで発芽率がよくなる
・パクチーの種は4~5粒まいたあと、うすく土をかける
・種まきのあとは、日光と水をたっぷり与えてやる
パクチーの栽培方法は野菜栽培の初心者でも比較的やりやすいものなのでおすすめです。
まずは栽培方法の中でも基本である種まきの方法をきちんと理解して栽培にのぞんでくださいね。