パクチーは種まき時期が春と秋にあり、気軽に始めやすい初心者にもおすすめの野菜です。
エスニックブームにより、人気急上昇中のトレンド野菜であるパクチーはメディアで見かけることも多いですよね。
さらに、トレンド野菜というだけでなく、ビタミン・ミネラルなどの栄養が豊富なのでパクチーの健康効果も非常に注目されています。
そこで、今大人気であるパクチーの栽培の基本である、種蒔きと水やりの方法についてご紹介していきます。
パクチー栽培の疑問:種まきの方法について
パクチーの種はホームセンターや100円ショップなど様々なお店で取扱いがありますが、パクチー以外にもコリアンダーや香菜という名称で販売されていることもありますので注意しましょう。
パクチーの種まきをする前に、発芽率を上げるための下準備を行います。
パクチーの種は殻に覆われているので、軽く押しつぶして殻を割り、中に入っている種を取り出しましょう。
取り出した種は、水にひと晩浸けることでさらに発芽率がアップします。
このように下準備ができたら、種まきを行っていきましょう。
一株のみ植える場合は、パクチーの種を一か所に4~5粒まとめてまきます。
畑やプランターで数株育てるという場合には種を筋蒔きしてもOKです。
種蒔きを終えたら、種の上に薄く土をかぶせて種が流れてしまわないように気を付けながら丁寧にたっぷりと水を与えましょう。
また、パクチーは日光を好みますので、日当たりの良い場所で育てるようにしてください。
種まき後、温度や日当たりなどの条件が十分であれば1週間程度で発芽してきます。
パクチー栽培の疑問:水やりの方法について
パクチーの生育には水やりを欠かさず行うようにする必要があります。
目安としては、土が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。
成長段階は問わず、種の時期でも収穫時期でも水やりが必要かどうかのチェックはまめに行うようにしてください。
また、土の排水性が悪いとパクチーは上手く成長できません。
水の染み込みが悪く、多くの土の中で長く留まってしまうのであれば、排水性の良い土へ入れ替えした方が良いでしょう。
また、鉢やプランターには植える前にあらあじめ鉢底石を敷くと排水性が大きく高まります。
まとめ
・パクチーは種まき前に殻を割り、ひと晩水に浸ける下準備をする。
・パクチーの種は一か所に4~5粒まき、蒔いた後は薄く土をかぶせたっぷり水をあげる。
・パクチーの水やりは土が乾いたらたっぷりと与える。
栽培の基本である種まきと水やりは、パクチー栽培に必須の知識と言えるでしょう。
しっかりと押さえて、美味しいパクチーをたくさん作ってくださいね。